北海道2月23日
前日に終着の網走まで行かずに北見で降りた理由の一つ、赤いサイロを購入のため清月へ。
ロコソラーレ北見のもぐもぐタイムで一躍注目を浴びたチーズケーキ、もうブームも落ち着いただろうとネットで調べると今だに昼頃に残っているだけで珍しいとか、開店前から行列だとかの情報満載。ネット通販でも2ヶ月先の発送。
これは買いたい!と思い9時半の開店と同時になるようにチェックアウトして向かう。1,2分開店に遅れた程度だったと思うが既に開店し店の中まで10人程の行列!連休だしね。
ほぼ皆さん赤いサイロをお買い求めの模様。やはりロコソラーレ押しの展示が店内にいくつか、、
藤澤選手の直筆メッセージも。
自分用の他、職場のバレンタインお返し用も含め、5個入を3箱購入。
金沢帰ってから食べましたが確かにしっとりしていて美味しい!
でも以前は普通に北見市内のスーパーでも売っていたとの情報もあることから一時のブームではあるのかも。長く続けばいいね。
北見駅
ちょっと時間が余ったので構内や付近を散策。
さすが北海道、金沢ではもう今年は雪が全然無いのにまだしっかりと雪が。
駅裏の図書館などをブラブラしたあと左側の鈍行列車に乗車。
寒そうだが、北海道らしい見渡す限りの銀世界。
石北本線で網走へ。10時46分発およそ1時間で網走着。
来ました網走駅、いつも車だから駅に来たのは初めて。見慣れない縦書きの駅名看板の前で記念撮影する人多し。
駅前バス乗り場より、道の駅流氷街道網走へ。10分程で到着。
荷物は道の駅にもコインロッカーがあるのを調べておいたので、スーツケースを400円で預けて予約しておいた流氷砕氷船おーろらへ。
12時半発
前日の天気予報で見て予想はしてたけどやはり強い南風で流氷は北に流されてしまったよう。
普段なら港も流氷で埋まってしまうはずなのだけど普通に寒い漁港の景色(T_T)
チケット売り場でも「流氷はありませんが」、とのお断りを受けた上で購入。
明日は朝早くに帰るつもりだから今日しかなかったんだよなぁ。
ただ、観光船だから一応流氷のカケラが浮いているところに、わざと向かってくれるサービス精神は感じられた。
こんな帯状の流氷は時々ある。
しかし、これはロシアのアムール川から流れてきた物だろうか?
単に港で凍った氷が流れ出しただけではないだろうか?
区別はつかなかった。
氷の上にとまるオジロワシ
この様に流氷の多い部分も時々あって率先して舟先を向けてくれるのだが
流氷砕氷船の本来能力である氷を割って進む、ドカーンといった衝撃や音は一切無く
流氷が船の側面を流れていくのを眺めるだけ。
おおよそ1時間の行程で、一度も船内には入らず、ずっと外のデッキで撮影。
しっかり重ね着してたおかげで寒さは感じず。まぁ北海道にしてはまだ暖かったんだろうけど。
港へ戻る帰りにはだんだん風雪が強くなり、最後は暴風雪と言ってもいい風になる。
よくこの天候で船運行できるもんだな、と感心しながら港へ戻って改めてチケット売り場を見たら以降の便は欠航したとのこと・・・
本格的な流氷は味わえなかったけど、船には乗れただけでも良かったと思うべきか。
今夜の宿の網走観光ホテルへは網走バスターミナルから出発するようだが、道の駅からバスターミナルまで歩いていると間に合わないのは分かっていたので、タクシーに乗るしかないなぁと、多分欠航した便に乗れずにあぶれた物凄い数の観光客でごった返す道の駅内で土産物などを散策した後、外へ出ると目の前に「網走観光ホテル」と書かれたバスが到着?!
えっ?と思いながら運転手さんにこのバス「網走観光ホテル」へ行くんですか?と聞くと、「行きます」とのこと。
どうも本来予約制の送迎バスのようで、予約してますか?と聞かれたが、予約してないと言っても、もう暫く予約した方々が揃うまでは出発しないが席には余裕があるので乗ってもいいとのこと。
渡りに船とはこのこと。タクシー代浮いた!ツイてた。
正直なところはこのあと予約していた「自然堂」主催の網走湖上でのワカサギ釣りの時間が迫っていたのだが、これを逃す手はなく2家族10人程を載せてから道の駅を出発。
14時過ぎにホテル着。
チェックインして部屋に荷物を置いてすぐに出発。
前日北見に向かって移動中の列車内で自然堂スタッフの方から受けた電話では14時25分網走湖ワカサギ釣り会場で待ち合わせだったはずなので急いで向かう。ホテルから徒歩でせいぜい15分程度のはずなのだが5分ほど遅刻。
着いたら同じグループの皆さんで既に氷の穴あけ体験中。
いいところまで掘ったところでちょうど自分に出番が!
YouTubeの「さやかの釣り旅」で女の子が氷に穴あけているのを見て是非やってみたかったんだよなぁ。
上記のYouTubeでは電動ドリル使ってたけど、今回の体験では当然手回し式。
張り切ってやったけど最後貫通するとこだけ固くてちょっと手こずってたら、「ではここから最後交代しましょうか?」
と声かかったけど聞こえないフリして、ここで譲ってたまるかと力一杯回すと、「ガッ!!」とめでたく貫通。
ドリル引き抜く時勢い良く引っ張りすぎて、湖水が飛び散って周りの人にかけちゃったけどいい経験になった。
釣り自体はワカサギ釣り用の下面がないタイプのテント内で。
これが快適で外ではだんだんと風吹の音が強くなっているのが分かるけど、テント内は全く影響受けず釣りに集中できた。
最終釣果は7匹
最初説明を聞きながら竿を垂らして説明を聞いている間に既に二匹かかっていたりスタートは快調だったものの、
アワセが悪いのか餌を垂らす深さが悪いのかなかなか釣れず1時間ほどでなんとか7匹。
同じテント内の隣でやってた夫婦は2人でも5匹くらいだが、自分が到着する10分くらい前から始めたというお一人さまは10匹くらい釣れてた。
終〜了〜〜の声がかかって、釣ったワカサギは回収され別のテントで天ぷらにして持ってきてくれた。
揚げたてで新鮮だからか、とても美味かった!
釣り終了後ワカサギ食べて会場引き上げまで待っている間に網走湖湖上の風雪がだんだんと強くなって、よくテントが飛んでかないもんだと感心しきり。
テントから引き上げる途中の猛吹雪の中を歩く動画も撮ったんだけど、このブログには動画は載せられないようなので残念ながら割愛。
あまりの暴風にまともに前を向いて歩けないほどの中を網走湖上を歩いて駐車場へ向かう。
車でホテルまで送ってくれそうでもあったのだけど、北海道を味わいたくてきたのだからと、ワカサギ釣り会場から網走観光ホテルまで暴風雪の中を歩いて帰る。
ネックウォーマーと耳当てを買って行ったのは正解で、あまりの暴風にも関わらず動画を撮りながら歩いている間、楽しすぎて笑けてきた。
ズボンはビッショリになったけど、ホテルの部屋内はあれはFFヒーターと言うのか?、灯油無しのファンヒーターみたいなものでガンガンにあったまっていたので快適に過ごすことができた。
ずいぶん遊んで帰った気がしたが、まだ17時前。
これも見たかったテレビ番組の一つ「1×8いこうよ」をリアルタイム視聴。
いつも金沢では夜中に放送してるので録画で見てるので、北海道人はではこんな時間で見てるのかと新鮮でした。
一度風呂に入ってから夕食へ。
毛蟹を食べたのは初めてで、食べ方よく分からんかったけど、専用のハサミでチョキチョキやって分解して食べてる間に、隣の焼肉プレートとおでんの火が消えかかっているのに気がつき、慌てて肉を焼いて食べるなどバタバタだったけど全体的には美味しい夕食でした。
特にホテルの夕食でアルコール含めて飲み物が飲み放題だったのは、多分個人的に初めてだったと思う。
トルネード式ビールサーバー
ジョッキの下面に弁付きの穴がある専用のビールジョッキを差し込むと下からビールが盛り上がってくる面白いビールサーバーでした。
泡だけ追加することも出来、確か3杯は飲んだかな。
大浴場は網走湖が望める高台にあったはずだが、夜の為見えないのと、夕方から引き続き暴風雪の為湯温が下がったのか、露天風呂はぬるくて一度浸かると出ることが出来ないほど湯温が低かった。普通は湯船に浸かると暖かくて外に出てる首から上はそこまで寒さは感じないものだが・・・、浸かっていても寒かったので最後は内湯で温まってから上がった。